あなたの知らない道化師の蝶も!かんたん快適にお買い物。
Home > 道化師の蝶が限界突破
道化師の蝶 [ 円城塔 ]のレビューは!?
50代 女性さん
表現、読み応え、ともに面白い作品でした。 別のものも、読んでみたいと思います
40代 女性さん
どんな話なのか解らないまま進むので挫折しそうになります。でも、時々視界がひろがるような場面があり、最後まで読めました。疑問はありますが、主人が読んだら、話をしたいです。
40代 女性さん
一瞬、自分が馬鹿になったのかと思った。読んでも分からない。 私の感想なんかが参考になるのかどうか。自信がないけど書いてみる。 もう一冊の芥川賞にくらべて、一言で言うと「訳分からん」。 いや、これではいけない。「道化師の蝶」「松ノ枝の記」の2編。 「道化師の蝶」は道化師のような色とりどりの模様を持つ目に見えない蝶で、物事の「着想」を表している。中身を深く書くと行けないが、謎の他言語作家を捜していく物語だ。 1章が2章の入れ子。4章は独立。3章と5章の主人公は同一人物という多重構造になった複雑なストーリー。 5章の最後はまた1章に回帰していくようで、まったく幻想的で…分からないよう。 もう一つの「松ノ枝の記」は作家と外国人作家が互いの作品を互いに翻訳するという話。最後に近づくと相手の招待が分かるのだが、なんとかタイトル作品よりは分かりやすい。複雑だが、感情を感じさせるストーリーなので理解しやすいのだと思う。 スタイルとしては様々なジャンルがかける作家だと思うのだが、物語より小説の構造を構築することを楽しんでいるというように感じさせる。 次回作は買わないと思う。チャレンジ精神に富み、頭がよく、読解力が高いことに自信がある方にしかお薦めしません。 芥川賞ご祝儀で★4つに。